はじめに
はじめに
私はこれまで30年以上にわたり、民事刑事問わず様々な事件を取り扱ってまいりました。
最近は、弁護士業務も専門分化が特に進んでいます。ある特定の種類の事件に特化した法律事務所や弁護士も現れています。これからの時代、弁護士も特定の分野に特化して専門性を磨いていくことはとても大事なことだと思います。
しかし、事件の中にはいくつかの分野にまたがる事件もありますし、事件の種類は共通でも個々の事件の特徴からみればどれ一つとして同じ事件というものはありません。依頼者にとって何よりも大切なことは、どんな事件であるかにかかわらずまずは親身になってその話を聞くこと、依頼者の立場に立って考えることだと思います。
弁護士が事件を解決する場合の基本となるのは、あくまでその紛争の本質、筋を把握し、その解決のために適切な方針を立てそれを実践していくことに尽きると思います。そのためには先入観を持たずに依頼者の話を聞き、ある特定の分野に属する事件などと思いこまず、型にはめようとせずに、そこに潜む紛争の本質、筋を把握し、適切な方針を立てることです。これは、長年にわたり様々な分野の事件処理を行うことを通じて養われるものだと思います。あらゆる分野の事件について、ひとつひとつ親身になって依頼者の話を聞き、それに必要な調査を繰り返し、その事件の本質、筋を考え、適切な方針を考え抜き、丁寧に実践していくことを繰り返すことによって身につけられるものだと思うのです。
私は、今後もこれまでの経験を生かして、どんな案件かにかかわらず依頼者の話を親身になって聞き、依頼者の立場に立って考えることを実践していきたいと思います。
どんな案件かを問わずまずはお気軽にご相談いただければと思います。
弁護士 山 内 久 光